「令和 にこにこ園をサポートする保護者と地域の組織」を略して「にこサポ」と呼んでいます。“地域のみんなで子育てをしていくことで地域共生社会を実現する”という園の基本理念に沿って日常的に地域の皆様が園に関わっています。地域の皆様の豊富な知識や経験を子どもたちの育ちにお貸しいただく一方で、それはやがて御自身の生きがいの創出、ひいてはまちの活性化へとつながります。従来の保護者会はありません。行事やイベントの際は、保護者の方もできる方ができる時にサポートに加わる事で楽しみながら園に関わっていただく仕組みです。
・保育サポート(有償)
・モンテッソーリ
(知育おもちゃ)教具作り
・園庭環境整備
絵本は知らない場所、時代、世界へと連れて行ってくれる魔法の道具です。子ども達がページをめくって自ら物語を展開する場面を大切にしたいという想いから園の玄関入り口に絵本スペースを設けました。毎月テーマを設けた絵本をラインナップして、壁一面がちょっとしたギャラリースペースとなっています。夕方のお迎え時には、ここでお子さんと一緒に絵本を選ぶほほえましい光景も見受けられます。 絵本は在園児だけでなく、地域の皆さんにも貸し出しをしてい ます。
イタリアの幼児教育「レッジョ・エミリア」のアプローチを通じて「想像」と「創造」の力を伸ばします。 牛乳パック、ペットボトル、プラスチックのトレーに新聞紙・・・毎日家庭から排出されるこれらは、大人にとってはただのゴミでも子どもにとっては宝の山です。様々な素材に興味を持ち、自分なりに試したり工夫したりしながら必要な素材を選び、友達とイメージを共有しながら作ることを楽しんでいます。
廃材を使うことで身の回りの環境に興味を持つことも狙いの一つです。 夏には全身を使ってのボディーペインティング“全力アート”に挑戦します。子どもが「やってみたい!」と感じたことを自由に表現してダイナミックに遊びます。
何よりも丈夫な心とからだが大切です。これからの人生の土台となるこの時期にしっかりとからだ作りをします。時には小さな切り傷、擦り傷で痛みを知ることも成長の過程では必要です。
習慣として体感を整えることを目的に4,5歳児は背もたれのない椅子を使っています。
【はだし保育】
山梨県産材をふんだんに使用した木のぬくもりたっぷりの園舎、特に床材は本物の無垢材にこだわりました。 0〜2歳児室には自然のエネルギーを利用して床を暖めるOMソーラーシステムを採用して寒暖の調整をしています。
床の感触は足の裏の神経を刺激してそのまま脳に伝わり五感の醸成に役立ちます。また、土踏まずの形成や丈夫な体を作るための大切な時期として、はだし保育を推奨しています。
【にこトレ】
子どもたちが「“からだ”を動かすことが楽しい!」と思える様な内容のレッスンを週1回専属のトレーナーが行います。 野球、サッカー、テニス・・・これから始めるどんなスポーツにも生かされる身体の使い方、必要な筋力、バランスなどを遊びながら強化し、運動神経を育てるためのトレーニングです。ただ“からだ“を動かすだけではなく、自ら考え行動できるようになることで”からだ“と心と頭をつなぎ、想像力や対話力も向上させることができます。
*トレーナー紹介
≪鯨岡瑞希≫
トレーナー歴7年。大手スポーツクラブにてトレーナー育成を担当。 スキースクールやその他野外活動もメイン指導者として引率。また、地元の教育活動にも携わっていきたいという思いから、山梨県教育委員会主催の中学生を対象としたキャンプ事業にて指導者を務める。
その後、全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会認定のパーソナルトレーナーとして独立。 都内人気
フィットネススタジオを中心にパーソナルトレーナーとして活躍。
また、子ども体操教室のコーチとして2歳から14歳まで、一般からアスリートまで幅広い年代の運動指導にあたる。 トレーニング指導だけでなく、ストレッチも得意とし、プロアスリートをはじめ100名を超えるお客様を担当。
≪資格≫
・全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会
・パーソナルフィットネストレーナー
・キッズハイパフォーマンススペシャリスト
・日本安全食料料理協会 ・幼児食マイスター
*3歳以上児 週一回
栄養士が毎日バランスの取れた昼食とおやつを提供します。離乳食の進捗状況やアレルギーの心配なお子さんには個別に対応しています。
キッチンには?にこにこほーる?に向けてウィンドウを設けました。ここで作り手と子どもたちが食を通してコミュニケーションを取りなが ら、ランチタイムを楽しみに待ちます。
その日のメニューは出来上がったらすぐに園のアプリにUPされます。
時には、にこにこほーるをランチルームとして、ビュッフェ形式でランチをします。(コロナ収束後)食べたい量を自分で考え、自分で決める! 日々の小さな決断は自立(自律)への第一歩となります。
*特別メニュー お誕生会 行事食
朝や帰りの会で毎日繰り返し英語で挨拶やその日の気分を表現することを習慣にしています。世界にはたくさんの国があって、その人々とつながる手段として外国語が存在すること、自国とは違った文化があることを認識することから始めます。英語習得を急ぐ保護者の方も見受けられますが、日本人で外国語の堪能な方は必ず日本語も流暢に使いこなせます。まず、幼児期は母国である日本語の習得を最優先に、そしてその次に英語をはじめとする外国語や異文化を楽しむことを目的とします。
一方で世界が広くなればなるほど、あらためて日本の文化のすばらしさに気付きます。特に茶道には、礼儀や作法、おもてなしの心を養い日常の所作を通じて豊かな情操を養う要素がたくさん備わっています。一杯のお茶をいただくために、お習字で掛け軸を作り、お菓子を手作りし、陶芸でお茶碗を焼きます。このように様々な活動につなげながら細かい決まりにとらわれずに幼児期ならではの茶道を体験してみましょう。ふじ国際交流
会の皆さんの指導のもとでお茶会を開き、地域の方々にもおもてなしをします。
国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDG‘S」のゴールを目指して、「やまなしSDG‘Sプロジェクト」に参加しています。食材の地産地消、生ごみを再生しての土壌改良、絵本を通して環境教育等を幼児期から行う事は、より良い未來を作るための大人の責任です。
園での取り組みが地域へ波及し、さらに世界への目標と繋がっていることを実感します。
もっと学びたい、もっと身につけたいというご父兄のご要望から、在園児、卒園児を中心に以下のお教室を開講しています。
*ピアノ教室
*空手教室
*学研教室 火・金(予定)